清掃員の雇用形態は?清掃員の正社員として働くメリットを解説!

清掃員の求人は、バイトやパート、派遣社員、そして正社員とさまざまな雇用形態での募集があります。とくにバイトやパートなら時間や勤務日数など融通を効かせられるのがメリットですが、正社員になるのにどのようなメリットがあるのでしょうか。そこで、正社員として働くメリットや、清掃員が持っていると有利な資格などを紹介していきます。

 

1.清掃員の雇用形態とは?

清掃員の求人は他の業種と比べて多く、バイトやパート、正社員と求人の雇用形態もさまざまです。それは、清掃員の仕事が早朝・深夜の短時間の勤務も多く、Wワークなど多様な働き方をしたい人にマッチさせるために正社員だけでなく、バイトやパートという働き方も用意されているのです。

 

2.清掃員の正社員として働くメリットとは?

パートやバイトとしても働きやすい清掃員の仕事ではありますが、正社員になるどんなメリットがあるのでしょうか。

 

2-1.未経験でも正社員になれる

清掃員の求人は、正社員においても「未経験者歓迎」の場合がほとんどです。もちろん入社後は清掃用具や器具の扱い方、洗剤の種類、清掃の手順といった清掃全般に対する知識や技能を身につける必要があります。それでも入社前の時点で未経験者にも広く門戸が開かれているのは、新卒はもちろん他業種からの転職を考える人にとっても大きなメリットでしょう。

 

2-2.学歴不問の職場が多い

正社員として働ける求人を探している時に、「高卒以上」「大卒以上」といった学歴の条件があるものは、条件を満たさない限り応募する前から諦めなければなりません。清掃員の仕事は、正社員でも学歴不問の職場が大多数です。

 

2-3.年齢・性別を問わず長く働ける

清掃員の仕事は体力勝負ではありますが、年齢や性別を問わず多くの人が長く活躍できる業種だと言えます。清掃員のバイトやパートは長期のほかに短期の期限付き求人もありますが、正社員になれば安定的に長く働き続けられるのです。

 

2-4.接客、人と接するのが苦手でも働ける

同僚や上司とのコミュニケーションは必要ではあるものの、他のサービス業や接客業などとは異なり、作業は1人で黙々と行うものがほとんどです。チームワークよく多数で作業するというよりも、自分のペースで進められるのも人と接するのが苦手な人にとっては大きなメリットでしょう。

 

2-5.経験を積んで独立を目指すことも可能

経験も学歴も問われないことがほとんどの清掃員の仕事ですが、正社員としてさまざまな経験を積むことで、将来的に独立を目指すことも可能です。また、経営者自身が清掃の高い技術を持っていると、従業員にとっても顧客にとっても説得力を与えられることでしょう。

 

2-6.景気に左右されにくい

正社員として働く時に不安なのは、企業の業績や業界全体の景気ではないでしょうか。正社員として働く以上、少しでも安定して長く勤めたいものです。その点で清掃の仕事は将来的にも需要が減ることは考えられず、清掃を外注する企業や施設、個人は今後も増えていくことが十分考えられます。

 

2-7.パート・アルバイトよりも好待遇が受けられる

パートやアルバイト、派遣社員としてなど、さまざまな雇用形態で働けるのが清掃業の魅力ですが、正社員で働けばさまざまな面で好待遇が受けられます。給与面はもちろん、昇給や昇格の機会があったり、勤続属年数に応じて給与が上がったりするチャンスが得られるのです。また、住宅手当や通勤手当、社会保険といった福利厚生も正社員なら手厚くなります。その分パートやアルバイトに比べたら責任も重くなりますが、住宅ローンを組む際などに社会的信用があるのは正社員です。

 

3.正社員として働くのにおすすめの清掃関係の資格とは?

清掃員の正社員になるにあたって資格は必要ない場合がほとんどです。ただ、正社員として働く中でさらに上の立場を目指したい人は次のような資格を取得するのを目指しましょう。職場によっては、このような資格取得における費用を負担することで社員のスキルアップを補助する企業もあります。

 

3-1.ビルクリーニング技能検定

ビル清掃の技術力を証明するための資格であり、1級から3級があります。3級は実務経験なしの初心者でも受検可能ですが、2級は2年以上、1級になると5年以上の実務経験が必要です。

 

3-2.建築物環境衛生管理技術者

公共施設などの大規模な「特定建造物」の維持管理が適切かを監督・指導する立場に立つために必要な資格です。関連した実務経験2年以上が必要です。

 

3-3.清掃作業監督者

清掃現場の監督をする能力を証明するための資格です。受験するには前述した「ビルクリーニング技能検定の1級、または「建築物環境江家正管理技術者」を取得していることが条件となっています。

 

3-4.病院清掃受託責任者

病院側が清掃を外部に委託する際に必要な「受託責任者」になるための資格です。受検するには、3年以上の清掃業務経験が必要で、医療機関での清掃経験を含む必要があります。

 

3-5.ハウスクリーニングアドバイザー

ハウスクリーニングをプロの視点からアドバイスできるようになる、スペシャリストとしての技能が証明される資格です。

 

4.まとめ

清掃員の仕事は、バイトやパート、派遣社員としても働きやすいのが魅力ではありますが、将来を見据えて安定したい、正社員の手厚い待遇を受けたいという人は正社員として働くのがおすすめです。多くの清掃員の求人が、正社員でも学歴・経験を問わないものが多いので、多くの人に正社員になれるチャンスがあると言えます。独立したいと考えている人も、技術を身につけるためにまずは正社員として働くのがおすすめです。

 

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